FitnessCreatorのブログ

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2023/3/28 No,3521 なぜ食べ過ぎるとウイルスに感染するのか☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

今日もラクトフェリンの続きです。

抗菌、静菌作用が非常に強いラクトフェリンですが、

母乳や涙、唾液、汗などの外分泌液中に含まれている

鉄結合性の糖タンパク質であることは昨日書いた通りです。

 

母乳の中でも出産後数日間に分泌される初乳にはラクトフェリン

多く含まれていることは、母体から新生児にラクトフェリンを分け与える事で

免疫系が未熟な新生児を外敵から守っていると考えられます。

 

乳児に多い乳酸菌やビフィズス菌などの腸内細菌は鉄の要求性が低いため、

ラクトフェリンの影響を受けにくいばかりか、

むしろ増殖が促進されることが分かっています。

 

菌だけではなくラクトフェリンはウイルスにも有効であることが分かっています。

C型肝炎ウイルスHCV

B型肝炎ウイルス(HBV

・ヒト免疫不全ウイルス(HIV

・単純ヘルペスウイルス(HSV

・ヒトサイトメガロウイルス(CMV)

・ヒトT細胞白血球ウイルス(HTLV

これらのウイルス複製を阻害してくれます。

 

また、消化管細胞の表面に結合することで

ノロウイルスロタウイルスの細胞感染を防ぎ、

発症していても症状を緩和する効果があります。

 

ラクトフェリンが持つ効果は多種多様で、

創傷治癒促進効果、免疫系強化の効果、抗がん作用効果、

脂質代謝改善効果、骨誘導活性効果などが報告されています。

 

鉄含有タンパク質の中でも特殊なタイプで、

病気を防ぐタンパク質としても一流ですね。

もちろんタンパク質である以上、

その生成は代謝酵素によるものです。

 

つまりは一定時間の空腹が要。

飽食時代に多くのウイルス感染症にかかる人に食べ過ぎが多いのは、

そういう理由もあるのです。

 

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

 

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