こんにちは、T.W_nicolです。
引き続き言葉について自分の考えを書きます。
トレーナーという仕事はあくまでお客様の身体を
良好に変え続けることがその主体です。
知識や技術はそのために必要で、
あるだけでは何の意味もありません。
トレーナーの価値は、
どれだけ多くのお客様を健康に導けるかがその指標。
フィットネスやトレーナーの業界は、
どうもこの辺りがごっちゃになっている気がします。
トレーナーを育成する仕事をするトレーナーや、
資格を発行する団体や協会も多いですが、
お客様を主体にした考え方を持っている人はほとんどいません。
私も多くの勉強会やセミナーに参加しましたが、
基本的には自分が持っている知識や技術の発表会で、
お客様への伝え方や話し方まで一緒に言及する場はありません。
おそらく、だからトレーナーという存在が軽視されるのでしょう。
大型のスポーツジムにとって、
今はもうトレーナーはただのコストに成り下がっています。
お客様の身体を良好に変えられないのであれば、
いてもいなくても同じですからね。
そしてお客様は、別に健康のための知識や技術が欲しいのではありません。
どんな手段であっても、自分の身体が良くなるかどうかが大切だからです。
トレーナーはお客様の行動を変える言葉を持たなければなりません。
研究者ではないのですから、
知識があって新しい発見をする必要もありません。
お客様に伝え、そして行動を変えていただくことが本分。
おそらくこのままではトレーナーという職業自体、
AIに取って代わられるでしょう。
トレーナー間の差別化が大きく、
生き残れるトレーナーは僅かです。
その根幹は言葉だということですね。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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