こんにちは、T.W_nicolです。
亜鉛も有害なミネラルを排除する働きがありますが、
その役割を担う際あるたんぱく質の一部として働きます。
そのたんぱく質はメタロチオネインと呼ばれるもので、
メタロ(金属)やチオ(硫黄:S)を含むたんぱく質として名付けられています。
メタロチオネインには基本的に亜鉛(Zn2+)を
7個も結合しています。
しかし他の金属、それが水銀や鉛、カドミウムなど、
原子のd軌道に電子を10個含む金属種が接近した場合、
Zn2+に換わってそれら有害ミネラルを結合させることができます。
亜鉛はもともと細胞内にはごく微量にしか存在していません。
マグネシウムとは異なる点ですが、
配位結合(4配位)することで錯体を形成します。
つまりたんぱく質の補助役としての働きは強く、
かつ生命維持活動を円滑に行うためのたんぱく質の構造を維持することが多いですね。
メタロチオネインもその一つで、
有害ミネラルの捕獲やラジカルの消去を行ってくれます。
亜鉛不足になればこのような働きも鈍化し、
いずれは機能不全に陥ります。
適切な摂取は必要ということですね。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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