こんにちは、T.W_nicolです。
今日もミネラルの特性について書いてみます。
個人的にはミネラルを考える上で最も大切な観点だと思います。
それはイオン化です。
ミネラルはイオン化されないと吸収できないという特性があります。
これがDHCやネイチャーメイドなどの安価サプリメントを飲まないでほしい、
最大の理由になります。
ミネラルは金属です。
何度も書いていることですが、
金属が体内に入って正常に働くには多くの条件があります。
その条件の一つがミネラルがイオン化していることです。
イオン化とは金属が水に溶けている状態だと理解いただければと思います。
もう少しわかりやすく説明すると、
海の中のサンゴ礁を思い出してみてください。
例えば上記のサプリメントにはカルシウムが含まれているタイプもあります。
その成分表示を見ると、サンゴカルシウムと書かれていることがあります。
サンゴから抽出したカルシウムですが、
これが不思議です。
サンゴは海中でずっと形を保つことができます。
この成分を体内に入れて、正常に働くことができるのか、ということです。
これは貝殻や卵の殻も同じことが言えるのですが、
あそこまで硬質化したカルシウムを体内で使用できません。
そもそもイオン化というのはミネラルが水に溶けているということ。
海水の中で形を保っていられるということは、
水に溶けない状態ということです。
鍾乳洞も同じですが、何百年も形を維持していられるわけですから、
言うなれば硬すぎて体内に入っても上手く使用できません。
本来体内に吸収できるミネラルは水に溶けやすく、
イオン化されることが前提です。
イオン化されないタイプは安く手に入り、
企業としても利益率が良いためそちらを選択します。
そして吸収出来ないタイプのミネラルを摂取し続けてしまうと、
別の問題が起きてしまいます。
本来なら体内には入ってこないタイプですが、
それらのミネラルの影響で腸内が荒れます。
荒れた腸内からは不純物が体内に入り込んでしまうのですが、
イオン化されないミネラルも入ってきてしまうのです。
これが大問題。
先に挙げたようなカルシウムは体内で居所がなく、
各臓器や血管内に蓄積する傾向にあります。
カルシウムが結晶化してバリバリになっている事が多いのです。
それをサプリメントとして摂取するなど、
毒を飲んでいるのと同じです。
ミネラルの正しい知識は命を守るために身に付けます。
明日はイオン化とその吸収の仕組みを改めて書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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