こんにちは、T.W_nicolです。
今日もビタミンAについてです。
ビタミンAも種類は多く、
・レチノール(Retinol、ビタミンAアルコール)
・レチナール(Retinal、ビタミンAアルデヒド)
・レチノイン酸(Retinoic Acid、ビタミンA酸)
※この三種類はビタミンA1と呼ばれています。
そして上記三種類の3−デヒドロ体、つまり
・3−デヒドロレチノール
・3−デヒドロレチナール
・3−デヒドロレチノイン酸
といった分類がなされます。
主に体内ではレチナールとレチノイン酸が活用されますが、
その前駆体であるプロビタミンAについて見てみます。
一般的には食材からプロビタミンAを摂取します。
植物性食材にはカロテノイドが、
カロテノイドはあくまで総称です。
カロテノイドはα−カロテン、β−カロテン、γ(ガンマ)−カロテン、
そしてクリプトキサンチンに分類されます。
中でも最もビタミンAの活性が高いのはβ−カロテンです。
小腸の上皮細胞から吸収されて、
上皮細胞、もしくは肝臓や腎臓で分子が開裂し、
2分子のビタミンA(レチノール)を生成し、
その形で全身の細胞内に取り込まれます。
他のカロテノイドもビタミンAの前駆体として働きますが、
β−カロテンは他の倍以上の活性が見込めるため、
不足分を補う場合はβ−カロテンがオススメです。
小腸上皮細胞の先端にある刷子縁膜(さっしえんまく)という細胞に含まれる、
レチノールに変換されます。
どちらも小腸内で代謝、吸収されるということですね。
オススメなのはやはり植物性食材から摂取することです。
カロテノイドは黄色〜橙色の色素でもありますから、
緑黄色野菜を頻繁に摂取することが望ましいです。
明日はビタミンAの代表的な働きを見てみましょう。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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