こんにちは、T.W_nicolです。
今日から脂質の一つ、
複合脂質について書いてみます。
単純脂質よりも多くの物質が結合していて、
アルコールやリン酸を含む脂質を指します。
グリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質、グリセロ糖脂質、スフィンゴ糖脂質、
の4種類に分類され、細胞膜、生体膜の材料として捉えられています。
つまり複合脂質は細胞膜の材料ということですね。
人間が形を成すためには膜が必要です。
皮膚にも臓器にも、筋肉にも血管にも骨にも、
そして細胞にも全ての身体の組織は膜で覆われています。
不要なものの侵入を排除し、
必要なものは取り込むようにできています。
コロナウイルスが侵入、もしくは結合しないように防ぐ最初の関門は膜ということです。
全ての組織に、ということは膨大な量の複合脂質が使用されているわけです。
人間は水系の生き物ですから主成分は水ですが、
脂質の膜がなければ形を成すことができないのですから、
その重要度は水以上なのかもしれません。
もちろん細胞膜には違うタイプの脂質も含まれていますから、
相応に多くの脂質が必要です。
この膜の主成分という背景も加味されているでしょう。
そして明日から書いていく誘導脂質が、
体内で最も使用頻度が高く、
重要度も非常に高い脂質です。
摂取においても誘導脂質の特性をもとに決めてほしいくらいです。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
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