FitnessCreatorのブログ

フィットネスクリエイターのT.W_nicolです。皆様の健康を創造したいと願っています。

2023/5/13 No,3567 他者貢献の気概があるか☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

今日はフィットネス業界における役職について考えてみます。

どの企業でも組織でも大きな違いはありませんが、

フィットネス業界はある種特殊な特徴があります。

 

それはフィットネスクラブを運営するためのノウハウや

マニュアルのようなものが体系化されていないということ。

もちろんどの職種もこれさえやればという答えはありません。

しかしフィットネス業界はあまりにも歴史が浅く、

にも関わらず重鎮のような人が我が物顔で横行する業界です。

 

戦後の日本を支えた大企業とは異なり、

何かを確立した実績もないため約40年ほどの

業界史を振り返っても未だにフワフワしふらふらしています。

 

そこで役職に就いたところで、

他業種に行っても誰も何も出来ないでしょう。

それだけ何一つ誇りにならないお飾りポジションであることを

前提に私見を述べていきます。

 

私は独立に興味はないので今まで組織にいましたが、

大手フィットネスクラブで働いた経験もまたありません。

基本として中小企業でしか働いたことはありませんが、

どの企業の役職者を見ても大きな差はありません。

 

社長だろうと幹部役員だろうと、

店舗責任者だろうと現場統括だろうと、

役職はただの飾りであって

その人の器を示すものではないということ。

 

社長でも人でなしは人でなしだし、

一般社員でも聡明な人は聡明です。

何よりその人柄が優先されるもので、

働いていて役職が役立つ機会などほとんどありません。

 

私は今三社目ですが、

少なくともこの業界で最も優れている社長の元で働いています。

なぜここまで言い切れるかと言えば、

大手企業のトップが集まる場に何度も足を運び、

そして人柄や言動を見聞きして、

唯一一緒に働いてみたいと思える方だったからです。

 

あくまで私にとって、と言えるでしょうが、

まずは発する言葉の奥深さや

フィットネスという世界にかけている理念が

他の人間とは次元を異にしています。

 

フィットネスという仕事はあくまでも他者貢献。

自分が目立ったりチヤホヤされてはいけません。

この大前提がどういうわけか全く浸透していません。

利益や会員数、店舗数などの業績、

新業態を立ち上げるなど実績も重要ですが、

お客様がご継続いただくためには現場の人間が必ず必要です。

 

無人ジムでない限り人が媒体。

それでも自分が脚光を浴びることを渇望している人が多い。

他業種であればそれでも通じるのかもしれませんが、

フィットネスというビジネスはそうはいきません。

 

仮に画期的な業態であっても、

健康に関する新事実が発見されたとしても、

お客様はあまり好きではない運動を継続する

ということに変わりありません。

 

好きな人は勝手に継続するでしょうが、

日本人はほとんどが運動嫌い。

そういう人たちにご継続いただかなければ

クラブは存続しません。

 

そして継続していただくために必要なのは

業態ではなく価値があるかどうかだけ。

安い、近い、新しいなどは何年も継続する理由になりませんからね。

 

それを分かっている人が社長をはじめ

役職に就かなければなりません。

うまくいかない事を理解していないと、

業態としても継続は無理でしょう。

 

お客様はほとんど場合、

運動などしたくはないということ。

ここが理解できてこそ、

社長として他者貢献の理念を掲げることができるでしょう。

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

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