FitnessCreatorのブログ

フィットネスクリエイターのT.W_nicolです。皆様の健康を創造したいと願っています。

2022/7/19 No,3268 もう一つの老化のメカニズム☆

こんにちは、T.W_nicolです。

 

昨日まで酸化について書いてきました。

今日からもう一つの老化現象、

糖化について書いてみます。

 

糖化という言葉もあまり馴染みがないものですが、

酸化と同様に体内で起こる劣化現象です。

こちらも完全に防ぐことが難しい反応で、

特に現代人は避けられないものとして対応策を知っておくべきと感じます。

 

糖化とは読んで字の如く糖が関係する反応です。

糖がたんぱく質や脂質に結合することで異物へと変異する反応のことで、

その異物をAGEsと言います。

Advanced Glycation Endproductsの略称で、

最終糖化産物と言い換えられることも。

 

糖と反応することで、それ以上は変化しない物質に生まれ変わる、

という意味合いで名付けられています。

このAGEsが非常に厄介な物質で、

酸化以上に反応は強く被害も大きいことが知られています。

 

ではどういう状態で糖化反応が起きてしまうのか。

糖化は糖との結合が主体ですが、

体内で糖化が進む要因は二つです。

糖が過剰に増えている場合と、

そしてすでに糖化している物質を体内に入れてしまう場合です。

 

前者と後者でだいぶ背景が異なります。

酸化は活性酸素が根本にあり、

活性酸素を増やさないこと、

活性酸素を生む要因を避けること、

など酸化の背景は常に活性酸素でした。

 

糖化は糖そのものには実は何も害はありません。

しかし環境次第で糖が別の物質を変異させてしまうのですが、

その環境も本来はほとんど体内で起き得ないものでした。

現代人特有の環境ということです。

 

そして後者である糖化物質も現代特有の環境によって、

体内に定期的に入ってきてしまいます。

 

しかしこれらは実は防ぐことが酸化よりも容易です。

酸化は呼吸するだけで活性酸素が生まれてしまい、

生まれる速度も、そして代謝する速度も非常に速いのが特徴でした。

 

対して糖化は反応が遅く、

仮に糖化産物が体内に入ってもすぐには糖化物質が体内に回ることはありません。

一度糖化してしまえば甚大な被害が起きますが、

抗糖化を進めれば改善の余地は大きいですね。

 

糖化と抗糖化のメカニズムを含めて、

明日から一つずつ解説してまいります。

 

 

それでは今日はこの辺で。

ありがとうございました。

 

 

※ダイエットのポイント

・一度に多くのことをやりすぎないこと

・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れないこと

・痩せている自分を強烈にイメージすること

・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚すること

・運動よりも先に、食事の改善をする

・20:00までにその日の食事を終わらせる

・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を

・食べてはいけないものを理解する

・空腹の時間を必ず1日一回は作る

・満腹になってはいけない

・早く寝て、早く起きる

・好きでなければ、長距離のランニングはしない

・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う

基礎代謝を上げる

 

YouTubeでも健康発信を行っています。

・ダイエットの基本習慣

・炭水化物の真常識

・油で病気を防ぐための基礎知識

・腸内環境の整え方

アンチエイジングの大原則(見た目年齢の改善方法)