こんにちは、T.W_nicolです。
昨日は活性酸素に対抗する抗酸化手段は、
二つあることを書きました。
一つは活性酸素を生まないようにする方法、
そしてもう一つは活性酸素を除去する方法です。
前者はヒドロキシラジカルを生まないために、
そしてそのためにスーパーオキシドを、
スーパーオキシドディスムターゼで代謝するという方法です。
活性酸素をゼロにすることは出来ませんし、
一つたりとも生まないようにすることも出来ません。
菌やウイルスの除去にも活性酸素は必要です。
量が問題なのであって、決してゼロにはなりません。
ですから大きな被害性を持つヒドロキシラジカルを生まないことが、
抗酸化策としては非常に重要ということです。
ヒドロキシラジカルを生まないためには、
カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼを生成することです。
そのためには空腹の時間を確保すること、
鉄に関しては三価のイオン鉄でなければなりません。
二価の鉄イオンと過酸化水素が結合すると、
ヒドロキシラジカルに変化してしまうからです。
活性酸素を生まないというのは、
ヒドロキシラジカルを生まないということです。
そしてそれ以外の抗酸化対策は、
全て活性酸素を除去することです。
その手段はミネラル、ビタミン、そしてフィトケミカルでしたね。
前置きが長くなりましたが、
ビタミンの抗酸化機能を書いてみます。
まず高い抗酸化機能を持つのは、
ビタミンEです。
細胞質の酸化を防ぐ働きがあります。
主に過酸化脂質を増やさない働きがあります。
脂質を酸化させないということは、
細胞膜を守るということですね。
60兆個はあると言われる細胞の全てを守るのが、
ビタミンEの働きと言えるでしょう。
しかしビタミンEも抗酸化の働きをしたら、
その機能を失います。
正確には活性酸素に電子を与えて酸化を防ぐわけです。
失われた電子をビタミンEに与える働きを、
ビタミンCが持っています。
ビタミンEの補助としての働きがあるのです。
もちろんビタミンCも単体で活性酸素を除去する働きがあります。
美容のためにビタミンCを多く摂取する人が多いのは、
理に適っているといえば適っているわけです。
ではビタミンCは抗酸化機能を失わないのか、
といえばそうではありません。
ビタミンCが酸化機能を失った場合、
それをさらに改善してくれるのはリボフラビン、
つまりビタミンB2です。
これら三つのビタミンは互いに助け合う働きがあり、
同時に摂取すると効果は高まります。
良質なビタミン剤を摂取することが効果的なのはこのためでもあります。
そして人参に多く含まれていることで有名なBカロテン、
つまりビタミンAも抗酸化機能が高いです。
一重項酸素を代謝する働きがありますからね。
ビタミンは水溶性のものが多く、
体内には留めにくいの特徴です。
腸内細菌が生成してくれはしますが、
同時に使用頻度も高く抗酸化だけが仕事ではありません。
ですから相応の量を多く摂取する必要があるのです。
緑黄色野菜がオススメですが、
やはりサプリメントを常時摂取することが求められるでしょう。
明日はミネラルについて書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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