こんにちは、T.W_nicolです。
昨日に引き続き栄養素について書いてみます。
重要なのは個々人で必要な栄養素が大きく異なる、
という前提を理解するということですね。
性別、年齢、体格、運動歴、既往歴など基本的情報から、
生活習慣、家族関係、食習慣、性格など
一見すると栄養素と関係なさそうなファクターも
重要になるのが栄養診断の領域です。
遺伝子検査や毛髪検査などの一時の数字で測れるほど、
体内の栄養素は単純ではないということ。
ですから不足しがちな栄養素を理解することが
現代人に必要なことでしょう。
昨日も書いたように三大栄養素は、
実は不足対象とは言い難いです。
アミノ酸ですら20種類のうち11種類も生成できます。
タンパク質も人間に必要なそれは
全て人間が自ら生成できます。
炭水化物の基本は糖です。
糖質の中でも単糖類と二糖類(総じて糖類=糖分)は
体内で生成できるタイプが多く、
健常者であれば不足することはまずありません。
脂質も体内で生成して身体の構成材料に使用しています。
細胞膜もコレステロールもホルモンも脂質から成ります。
脂質が不足すれば命に関わるため、
タンパク質の次に生成量が多いと言われています。
三大栄養素の摂取は慎重にすべきで、
基本として飽食の現代人は過剰であることがほとんど。
摂取すること以上に体内生成量を適正化することが重要です。
適正化ということは過剰生成も危険です。
認知症をはじめタンパク質の過剰生成をきっかけに
罹ってしまう病気はいくつもあるからです。
その場合はタンパク質を代謝して
不要なそれを除去する機能が極めて重要になります。
ですから生成は促進するのではなく適切に、
そして不要なタンパク質を除去することを優先すべきです。
脂質も糖質も同じことがいえます。
対してミネラルやビタミン、フィトケミカルや食物繊維は
摂取量が重要になってきます。
もちろん分解して考えれば摂取を控えるべき対象もありますが、
しかし三大栄養素と比べれば摂取量は多めにという認識です。
昨今の栄養学は三大栄養素の摂取ではなく
ミネラルやビタミンの摂取を優先すべきという流れがあります。
事実その方が病気を予防改善できますが、
間違ったミネラルやビタミンの推奨をしています。
ですから病気に罹る人が減るどころか増え続けています。
維持すらできないのが今の日本の栄養学と
医療の世界ということになります。
捉えるべきはミネラルとビタミン。
まずは三大栄養素至上主義を終わりにしましょう。
もちろん糖質制限や炭水化物抜きダイエットなどの
ズレズレの栄養学は絶対に無視してくださいね。
というわけで明日はミネラルについて少しずつ書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
☆健康習慣の基本要素☆
・運動(疲労)
・粗食、空腹
・入浴
・睡眠(疲労)
・栄養素
・笑い
※ダイエットのポイント
・一度に多くのことをやりすぎない
・なぜ痩せたいのかを言語化、視覚化して忘れない
・痩せている自分を強烈にイメージする
・運動不足であり、食べ過ぎであることを自覚する
・運動よりも先に、食事の改善をする
・20:00までにその日の食事を終わらせる
・夜中に食べるなら、食物繊維が多い食事を
・食べてはいけないものを理解する
・空腹の時間を必ず1日一回は作る
・満腹になってはいけない
・早く寝て、早く起きる
・好きでなければ、長距離のランニングはしない
・運動が苦手な場合、適切な筋トレを行う
・基礎代謝を上げる
※YouTubeでも健康発信を行っています。
・ダイエットの基本習慣
・炭水化物の真常識
・油で病気を防ぐための基礎知識
・腸内環境の整え方
・アンチエイジングの大原則(見た目年齢の改善方法)
・サプリメントの選び方と摂り方