こんにちは、T.W_nicolです。
昨日は食器を洗う姿勢について簡単に触れました。
実は家事全般が人間の身体の機能を活かすことが難しい姿勢です。
というのも細かい作業が多いだけでなく、
作業の高さが半端なため常に身体に負担をかけることになります。
そこで姿勢を変えることで負担を軽減する方法をご紹介しました。
右利きであれば左脚を前に踏み出した状態が、
左利きであれば右脚を前に踏み出した状態が望ましい姿勢で、
難しいのは身体の連動動作を意識した姿勢を取ることです。
人間は二足歩行に進化したことで、
鎖骨を発達させて手で物を持つ、握ることが出来るようになりました。
そこから生活の幅は飛躍的に広がり、
文明の進化は鎖骨と手の進化から始まったとも言えます。
しかし現代社会では手を使う作業は多くとも、
脚と足を使う姿勢や動作があまりにも少なくなりました。
二足歩行の人間は四足歩行の生き物よりも不安定ですから、
何かしらの動作をする際まずは下半身から始めることが前提。
食器を洗う、洗濯物を干す、掃除機をかける、
といった日常動作も脚と足を中心に考えるのが本来です。
一番身体に負担をかけず、筋肉を活用する姿勢というのがあって、
それが手脚を交差した状態です。
右腕を意識的に使用する場合は、
左脚を前へ出して左脚に体重を掛けながら作業をします。
左腕の場合はその反対、これが人間の身体の連動動作です。
食器を洗うときも、
洗いながらどちらの腕をより意識しているか確認してみましょう。
右腕を多く動かしていても、支える左腕がより意識的かもしれません。
それも瞬時に変わるかもしれませんが、
まずはそこを見極めることなんです。
掃除機をかけるとき、どちらの腕をより多く使いますか??
右腕であれば左脚で踏み込みながら掃除機をかけるのです。
洗濯物を干す時、テーブルを拭く時、食器棚から物を取る時など、
細かい動作の全てが身体を交差させて行うということですね。
両足を揃えた状態は深くしゃがんで物を持ち上げる時です。
両方の腕を均等に使用することがわかっている場合、
両脚で深くしゃがんで全身で作業を行います。
これらを家事に活かすことが出来れば、
痛みを確実に減らすことが出来るでしょう。
ご自身の生活を振り返ってみて下さい。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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