こんにちは、T.W_nicolです。
今日も引き続き糖化の被害についてです。
血管が良い例ですが、糖が多い組織に糖化は起きやすいですが、
実はその最たる臓器が脳です。
脳は基本として糖を栄養源とします。
最も多くの糖を消費する臓器で、
脳を使用しないのは血糖値に影響が出るでしょう。
ですから人間は糖が不足すると食欲を上げて食を欲します。
多くの人たちが糖を多く含むものが好きなのは本能に勝てないからです。
ちなみに甘いお菓子や果物だけでなく、
アルコールも糖そのものです。
ビールや焼酎などは甘さがないのかもしれませんが、
主成分は水と糖です。
ですから酒飲みの方は甘党の方よりも糖尿病リスクが高いでしょう。
赤ワインが身体に全く良くないのはこれが理由でもあります。
では脳と糖化はどう関係するのか。
そもそも現代人は糖を摂取しすぎです。
脳の栄養源とはいえ、私たちは体内で糖を生成できます。
ですから仮に糖の摂取が最小限であっても、
そして血糖値が低い低血糖状態であっても、
本来は何の問題もなく脳も働き身体も動くのです。
しかし糖を過剰に摂取している現代人は、
低血糖状態に耐えられません。
糖依存が強く、少しでも血糖値が下がれば無性に何かが食べたくなるのです。
私がファスティングを定期的に実践するのはそれが理由で、
ファスティングすることで血糖状態は低いまま保たれ、
低血糖状態でも脳の機能は向上するため依存性が起きないのです。
そうでなければ私もいつかは糖依存で高血糖になるのかもしれません。
高血糖状態では脳に送られる糖の量も多いということ。
消費しきれない糖はそのまま血液脳関門を通過し脳周辺に充満します。
糖化反応は熱など必要なく、糖と脂質が糖化して最終糖化産物を生み出します。
脳全体に糖化が進み、β-アミロイドなどの異物が増えることになります。
低血糖が好ましいのは、実は脳のため。
各臓器で最も糖を欲する脳にこそ、
低血糖状態を慣れさせる必要があるのです。
明日は糖化に抗う方法、
つまり抗糖化についてお伝えします。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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