こんにちは、T.W_nicolです。
人間は空腹時にこそ機能を最大に発揮することができます。
それが最も顕著に出るのが病気を治すという行為。
もちろん医療行為ではありません。
自らの細胞が自らの身体を治療するということですね。
人間が自分の身体を守るという免疫機能は多層に別れていて、
皮膚のバリア機能から始まり深奥の免疫領域まで全て細胞が支配するものです。
その機能は最大化するのはやはり空腹時にこそで、
ファスティングはもともと治療法として確立されていました。
ファスティングによって体内に混入してきた菌やウイルスを
効率よく撃退することができるだけでなく、
過剰に働きすぎて体内を傷付けてしまう免疫疾患にも
非常に有効に働いてくれるのです。
病気は菌やウイルスによる外敵疾患と、
細胞環境の悪化による内敵疾患です。
健常に生活するためには人間には敵が多いということですね。
それに備えるためには人間としての機能を保つ必要があります。
意図してファスティングを行うのはそれが理由の一つ。
食べるという行為はその機能を低下させてしまいます。
免疫細胞たちは菌やウイルスへの対抗が遅くなります。
ある意味常に臨戦態勢で生きてきた私たちの祖先は、
満腹で眠くなる機会などほとんどありませんでした。
現代人の免疫機能は、
石槍で獣を追い回していた数万年前の祖先と全く同じです。
感染症が激減しているのはインフラが整ったおかげ。
生活習慣病が増えているのは飽食の影響。
何をすれば良いのかは、自ずと見えてくるというものです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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