こんにちは、T.W_nicolです。
体力向上には2種類の考え方があることは書きました。
重要なのはどちらの体力を向上させるかを定義することですが、
私の場合は防衛体力の向上を価値としています。
防衛体力の向上は生命維持活動の全てを改善することです。
結果として病気や怪我を防ぐことになります。
防衛体力が低下していると、風邪を引いてしまうことになります。
風邪を引くということは決して悪いことではなく、
ある意味では身体の異常を改善するための防衛反応です。
これらの反応は身体に不可欠なそれで、
むしろ身体は正常に反応しているということ。
問題は風邪を引かなければ改善できない何かが
体内に起きてしまっているということです。
防衛体力の向上はそれらを予防するためのことです。
行動体力よりも防衛体力の向上に
栄養や休養、メンタルケアの観点が重要になるのはそのためです。
行動体力の向上は突き詰めれば競技性能の向上です。
より早く、より強く、より遠くに、
という観点で他者と比較して競うことが基本となります。
ですから、身体の歪みがあっても競技で勝てばそれで良いのです。
スポーツトレーナーの仕事と
フィットネストレーナーの仕事はそういう点では全く違うのです。
風邪を引かないようにケアすることは
確かにどちらの体力向上にも繋がります。
しかし防衛体力向上の方がより強く成果を求められます。
私はスポーツ選手をあまり指導したことはありませんが、
防衛体力向上の方がより繊細です。
明日から運動ではなく、栄養・休養・メンタルケアにおいて
防衛体力向上のための手法を考えてみます。
それでは今日はこの辺で。
また明日。
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