こんにちは、T.W_nicolです。
今日も食事学について書いてみます。
昨日に引き続き、どのように食べるか、における咀嚼の話です。
昨日は咀嚼の重要性について書きましたが、
現代人の咀嚼回数がどう変化しているかを、
食事に要していた時間と、そして時代とともに見てみます。
弥生時代:3990回(食事時間51分)
鎌倉時代:2654回(食事時間29分)
江戸時代:1465回(食事時間22分)
戦前:1420回(食事時間22分)
現代:620回(食事時間11分)
平均した数値ですが、
おそらく現代の数字は上記以上に少ないでしょう。
戦前から現代までの減少幅が異常なのは、
食事回数が増える、つまり1日3食食べる習慣も、
噛む回数と食事時間が減る原因にもなっています。
肉食は噛む回数が減り、
1日3食は空腹時間を減らします。
お腹が空いていないのに食べるから、
簡単なものだけを食べるようになります。
噛まないと飲み込めないものは自然と避けられ、
柔らかいパンや麺類などが好まれるようになりました。
玄米は避けられ、白米が普通になります。
噛む回数が減るという事は、
咀嚼の力も減るということ。
顎の力が弱くなり、
脳への刺激が減ります。
思考力が減り、物を考えない従順な人間が増える事になるのです。
自然的洗脳がここに完結していくわけですが、
楽に美味しい食事を摂れる事で誰もそれを疑わないでしょう。
戦前までは食事回数は1日2回、
噛まないと飲めない食事が多く、
顎は自然と鍛えられて唾液量も多かったはずです。
調理があまり施されていない食事は、
栄養素が失われることもありません。
少ない量でも濃い栄養素を唾液と共に胃に入れて、
効率よく吸収できていたということですね。
当時のような生活に戻ることができませんが、
食事の在り方は見直すべきと感じます。
明日もこの続きです。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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