こんにちは、T.W_nicolです。
今日は不飽和脂肪酸の一種で、
オメガ9について簡単に書いてみます。
熱に強いという特性があります。
二重結合の数が少ないためですが、
具体的にはオレイン酸がオメガ9にあたります。
オメガ9はいろんなタイプの油に含まれていますが、
最も代表的なのはオリーブオイルでしょう。
身体に良いとされて摂取を進める声も多いですね。
商品の選び方も重要ですし、
私も僅かながら使用することもあるタイプです。
なぜオリーブオイルを摂取すべきと語られるのか。
それはおそらくオメガ9の効果の影響でしょう。
オメガ9には身体にとってプラスの働きが多く、
心臓機能の調整、
発ガン抑止、
コレステロール値の調整、
胃酸の分泌量の調整、
などなど多くの効果が期待できます。
しかし考えてみてほしいのは、
オメガ9は非必須脂肪酸で、
体内で生成できるタイプです。
体内で生成できるということは、
それだけ重要度が高いということ。
三大栄養素と言えば大切だから多く摂取するべき、
と考える人は多いようですが、それは違います。
大切な栄養素は体内で生成できるものが多いということ。
そして自分で生成した栄養素が最も適合して役割を果たすということです。
ですから先に挙げたオメガ9の機能は、
もともと人間持っている機能です。
仮にオメガ9を摂取しなくとも、
体内で適切に生成されていれば期待できる効果ということですね。
それを違う生き物から、
オメガ9で言えばオリーブですから植物ですが、
加工して抽出したものをあえて摂取する必要はありません。
熱に強いとはいえ加熱すれば僅かながらトランス脂肪酸は生まれます。
生で摂取してもオメガ9の過剰省を引き起こします。
あくまで生成されることを優先に捉えるべき脂質です。
流行り文句に惑わされないように気をつけてください。
明日から多価不飽和脂肪酸について書いてみます。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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